フィリピンにおける婚姻無効確認訴訟、及びフィリピン弁護士のご紹介
こんな方、ご相談ください。
・日本では離婚が成立したが、フィリピンでは前の婚姻がそのまま残っている方
・フィリピンで婚姻無効確認訴訟を行いたいが何をしたらいいかわからない方
・フィリピン本国で訴訟を頼める弁護士のあてがない方
・ブローカー等に頼んでトラブルになってしまったことのある方
フィリピンには離婚制度がないため、一度婚姻がフィリピン国内で成立した場合、解消する為にはその婚姻を初めからなかったものとする「婚姻無効確認訴訟」を提起する必要があります。
通常は本人がフィリピンに帰国してご自分で弁護士を頼んだりして行うのですが、再婚相手がいらっしゃる場合も多く、また在留資格の問題も重なってフィリピンに帰国することが現実的に不可能な方も数多くいらっしゃいます。
当事務所ではフィリピン人スタッフ常駐のもと、正確で確実な情報をもとに、婚姻無効確認訴訟における必要書類の準備やフィリピン弁護士のご紹介などを行っております。
※フィリピンにおける婚姻無効確認訴訟につきましてはフィリピン弁護士との直接委任契約により行いますので、訴訟に関して当事務所が報酬を請求することは一切ございません。
このフィリピン国内で行う婚姻無効確認訴訟については、以下の点に注意が必要です。
1フィリピン国内で実績のある信頼できる弁護士に依頼をする事
2安く早く手続きを行ってあげる事をうたい文句にしているブローカーに絶対に依頼をしない事
3訴訟費用は安く済むことはないので、送金を自身で確実に行うこと
4日本で用意する書類にも複雑な手続きが必要となることを理解すること
5訴訟は最低でも半年から一年はかかるので、極端に早くできるということはなく、 早くできると言ってくる場合には疑ってかかること
6専門家に依頼する場合は、日本とフィリピン双方の手続きに長けている専門家を選択すること
1 について
フィリピンでの手続きは実績のあるちゃんと資格のある弁護士に依頼しなければなりません。
フィリピンには弁護士がかなりの数で存在し、またその中でも色々な弁護士がおります。ほとんど離婚手続きを行った経験のない弁護士、料金を受け取っておきながら仕事をしない弁護士など選択を誤れば時間ばかりがかかってしまい、お金だけ支払って連絡がとれなくなるなんてこともよく聞く話です。
当事務所では離婚手続きに実績、信頼のおけるフィリピン弁護士を直接ご紹介することが可能です。
弁護士への業務依頼、委任状等フィリピンの弁護士とのやり取りは直接行っていただきますが、当事務所にはフィリピン人スタッフも常駐しておりますので、言葉の心配もございません。安心してお任せください。
2 について
この手の手続きに関しては、「安く早く手続きが出来ますよ」をうたい文句にしているブローカーが存在いたします。
現に私の事務所にも、以前ブローカーに依頼して被害を受けた方の相談をよく受けます。この婚姻無効確認訴訟にはお金と時間が必ずかかります。早い安いというのは非合法な方法をとっている可能性が大変高いのです。
ブローカーはあくまでブローカーです。
最後まで責任を取ってくれるわけでもありませんし、危なくなったらそのままフェイドアウトされてしまいます。
身分をきちんと示す事の出来ない方には絶対に依頼をしないで下さい。結果的に大きな代償を払うはめになります。
3 について
フィリピンにおける婚姻無効確認訴訟には高額な費用がかかります。若干差はあるようですが、通常は60万円前後かかります。
極端に安い、あるいは高い値段を提示された場合はおかしいと思っていただいてよろしいと思います。
また高額なお金を確実に弁護士のもとに送金する必要があります。トラブルの一つとしてよく起こるのが、この送金トラブルです。
ご自身が直接行えば多少防げると思いますが実際は送金を他人の手を介して行うことが多く、これがトラブルの原因となります。
受け取った、受け取っていない、支払った、支払っていないという行き違いで、何十万というお金をドブに捨ててしまうことになりかねません。当事務所でご依頼をされた場合につきましては、弁護士に確実に送金するサービスも行っております。当事務所が責任を持って弁護士のもとに送金いたしますので、トラブルの心配はございません。是非ご利用ください。
4 について
フィリピン人との離婚のページでも説明しておりますが、フィリピンで婚姻無効確認訴訟を行う場合は日本で書類の準備が必要です。
具体的には
・離婚の記載のある戸籍謄本
・離婚届記載事項証明書
・公証役場で認証された日本国民法の条文抜粋
これらはそのままではフィリピンで使用できない為、外務省による認証、そしてフィリピン領事館における認証(RED RIBBON)等が必要となり、手続きとしては非常に複雑となります。
専門家にお任せいただいた方が確実だと考えます。当事務所では必要書類の取得から準備まで一切をお引き受けいたします。
すでに相当件数をこなしており、また変更の多いフィリピン領事館の情報も絶えず最新のものを把握するように努めておりますので、安心してお任せ下さい。
5 について
訴訟の手続きには最低でも一年弱はかかります。短縮することは不可能です。お金を多く支払えば・・・という事を考えがちですが、この婚姻無効確認訴訟は再婚相手との婚姻を確実にするため、あるいは人生をやり直すための非常に大事な手続きとなります。
急ぐあまり無駄な出費は避けるべきです。あとからトラブルになってもやり直しは利きません。よくご理解ください。
6 について
この手続きは日本とフィリピンの両国の制度に長けていないとスムーズに出来るものではありません。周りの人の情報に振り回される方も多く、問題が生じてから相談にみえる方が大変多いのが現状です。
確実な手続きは確実な情報がなければ出来るものではありません。
ましてやフィリピンという国は制度が本当によく変わります。
もしも我々のような専門家にご依頼される場合は、その事務所が本当に手続きに関して確実な情報をお持ちかどうか、また経験はどのぐらいあるのかを納得いくまで確認されることをお勧めいたします。
当事務所では開業以来、フィリピンの方の在留資格や結婚、離婚手続きを数多く取り扱ってまいりました。
フィリピン人スタッフも常駐し、フィリピンの弁護士とも絶えず情報交換を行い、言葉の心配もない万全の体制を整えております。是非ご相談、ご連絡ください。
(ご依頼される場合の注意事項)
お客様にも実際の書面を見せながら手続きの内容や流れを理解していただく必要がありますので、メールや電話による値段だけのお問い合わせや、必要書類、及び手続きの内容についてはお答えできません。
遠方の方も申し訳ありませんが必ず予約の上、本人が当事務所までお越しください。 全ての手続きはお客様の情報をもとにスタートいたしますので、必ず本人との面談を行います。時には在留資格の問題もからみ、急を要する場合もございます。
本人ではない再婚相手だけとか友人として頼まれてきたなど本人の代わりに来ていただいて説明を受けることなども対応することはできませんので、あらかじめご了承ください。
全ての事情を把握して、手続きにかかる費用につきましては必ず事前にお知らせいたします。
業務は必要費用(着手金)をお支払いいただいてから始めさせていただきます。 ご連絡、お待ちしております
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